子宮鏡日帰り手術(ポリープ・筋腫)

子宮内膜ポリープとは

子宮内膜ポリープとは子宮内膜ポリープとは、子宮の内側(子宮内腔)にできる良性の腫瘍です。健康診断や婦人科検診、超音波検査などで偶然見つかることも多く、1個だけできる場合もあれば、複数個が同時に発生することもあります。
多くの場合は良性ですが、ごくまれに(約0.1%)悪性の所見が認められることがあります。そのため、手術で切除したポリープは病理検査を行い、悪性の有無をしっかり確認します。
ポリープの大きさは数mm程度の小さなものから、一般的には直径3~4cm程度までさまざまで、まれに10cm近くまで大きくなるケースもあります。サイズや数によっては、不正出血、月経量の増加(月経過多)、貧血を引き起こしたり、受精卵の着床を妨げて不妊の原因となることもあります。
こうした症状や将来的なリスクを防ぐためにも、子宮内膜ポリープが見つかった場合には、状態に応じた適切な治療を受けることが大切です。
子宮内膜ポリープの治療は、子宮内を直接観察しながら切除できる子宮鏡手術で行います。当院では日帰りでの子宮鏡手術にも対応しており、身体への負担を抑えた治療が可能です。

子宮粘膜下筋腫とは

子宮粘膜下筋腫とは子宮粘膜下筋腫とは、子宮筋腫の一種で、子宮内腔(子宮内膜側)に向かって発育する筋腫です。筋腫の中でも子宮内膜に近い位置にできるため、比較的小さなサイズでも症状が出やすい特徴があります。
主な症状として、月経量の増加(月経過多)、月経期間の延長、不正出血、貧血などがみられます。また、子宮内腔の形が変形することで、受精卵の着床を妨げ、不妊や流産の原因になることもあります。
粘膜下筋腫は、内服治療では十分な改善が得られにくいことが多く、症状や妊娠希望の有無に応じて、子宮鏡による手術治療が選択されます。

子宮鏡日帰り手術について

子宮鏡手術とは、細いカメラ(子宮鏡)を腟から挿入し、子宮内を直接観察しながら行う手術です。お腹を切らずに行えるため、身体への負担が少ないのが特徴です。
子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫は、この子宮鏡を用いて切除することが可能で、当院では日帰りでの子宮鏡手術に対応しています。子宮を温存した治療ができるため、将来の妊娠を希望される方にも適した治療法です。

子宮鏡日帰り手術の流れ

1診察・検査

超音波検査などで病変の位置や大きさを確認し、子宮鏡手術の適応を判断します。

2術前説明

手術内容、麻酔方法、リスクや注意点について丁寧にご説明します。

3手術当日

静脈麻酔や局所麻酔を使用し、痛みや不安をできる限り軽減した状態で手術を行います。手術時間は病変の大きさにもよりますが、通常は30分前後です。

4術後安静・帰宅

回復室でしばらく休んでいただいた後、問題がなければその日のうちにご帰宅いただけます。

子宮鏡手術のメリット・安全性

  • お腹を切らずに行えるため、身体への負担が少ない
  • 子宮内を直接見ながら切除するため、病変のみを正確に治療できる
  • 子宮を温存できるため、妊娠を希望される方にも適している
  • 入院が不要で、日常生活への復帰が早い
  • 切除した組織は病理検査を行い、悪性の有無を確認できる

医師が十分に状態を見極めたうえで行うため、安全性の高い治療法です。

術後の注意点

手術後は、少量の出血や下腹部の違和感が数日続くことがありますが、多くは自然に改善します。
以下の点にご注意ください。

  • 術後数日間は激しい運動や長時間の入浴を控える
  • 医師の指示があるまでは性交渉を控える
  • 発熱、強い腹痛、出血が長引く場合は早めに受診する

術後の経過や日常生活への復帰については、状態に応じて丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。

子宮鏡日帰り手術の費用

内容 料金
初診料 000円
超音波検査 000円
子宮鏡検査 000円
手術前検査 000円
子宮内膜ポリープ切除術 000円
選定療養費 000円

子宮鏡日帰り手術は保険診療で行いますが、
手術時間枠を確保し、手術を安全に行うため選定療養費20,000円(税込)を別途頂戴しています。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます