女性健診について
女性健診では、子宮や卵巣の状態を確認するがん検診や超音波検査などを行い、女性特有の疾患の早期発見を目的としています。これらの病気は、自覚症状がほとんどないまま進行することも少なくありません。そのため、症状の有無にかかわらず、年に1回程度の定期的な受診をおすすめしています。
特に子宮や卵巣の病気は、早期に発見し適切な治療を行うことで、身体への負担を最小限に抑えることが可能です。更年期前後はホルモンバランスの変化により体調の変化が起こりやすい時期でもあるため、健康状態を客観的に把握することが大切です。
ご自身の体を守るためのひとつの習慣として、女性健診をぜひご活用ください。
婦人科検診で分かる主な疾患
婦人科検診では、問診や内診、超音波検査、子宮がん検診などを通じて、女性特有のさまざまな疾患の早期発見が可能です。代表的なものとして、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、卵巣嚢腫などの良性疾患に加え、子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんといった悪性疾患の早期兆候を確認することができます。
これらの病気は、初期には自覚症状がほとんどないことも多く、症状が出た時には進行しているケースも少なくありません。定期的な婦人科検診を受けることで、症状が出る前の段階で異常を見つけ、身体への負担が少ない治療につなげることができます。
更年期検診について
更年期検診は、主に40代後半から50代以降の女性を対象に、女性ホルモンの変化に伴う体調不良や将来の疾患リスクを総合的に確認するための検診です。
更年期には、ほてり・発汗・動悸・不眠・気分の落ち込みなどの症状が現れることがありますが、これらが更年期障害によるものなのか、他の疾患が隠れていないかを見極めることが重要です。検診では、婦人科的な評価に加え、必要に応じて血液検査などを行い、ホルモンバランスや全身状態を確認します。
症状が軽いうちから状態を把握することで、生活指導やホルモン療法など、将来を見据えた適切なケアにつなげることができます。
検査内容
血液検査で、血中の女性ホルモンのエストラジオール・FSHを測定します。
検査費用
| 検査項目 | 費用(税込) |
|---|---|
| 女性更年期検査 | 0,000円 |
子宮頸がん検診について
子宮頸がん検診は、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんや、その前段階の異常を早期に発見するための検査です。子宮頸がんは、比較的若い年代でも発症する可能性があり、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、症状がなくても定期的に検診を受けることが大切です。
子宮頸がんの多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が関与していることが分かっており、検診によってがんになる前の段階で異常を見つけることができます。早期に発見できれば、身体への負担が少ない治療で完治が期待できます。
検査内容・方法
検診では、診察台で専用の器具を用いて、子宮頸部の細胞をやさしく採取します。採取した細胞を顕微鏡で調べ、がん細胞や前がん病変がないかを確認します。検査自体は数分程度で終了し、強い痛みを感じることはほとんどありません。
必要に応じて、HPV検査を併せて行うことで、将来の子宮頸がんリスクをより詳しく評価することも可能です。
検診で分かること
子宮頸がん検診では、以下のような異常を発見できます。
- 子宮頸がん
- 子宮頸がんの前段階(異形成)
- 炎症や感染症の所見
異形成の段階で見つかった場合は、定期的な経過観察や早期治療により、がんへの進行を防ぐことができます。
検診を受けるおすすめの時期・頻度
子宮頸がん検診は、20歳以上の女性は2年に1回程度の受診が推奨されています。月経中は正確な検査が行いにくいため、月経終了後から次の月経前までの受診がおすすめです。
症状がない場合でも、定期的な検診を習慣にすることが、ご自身の健康を守る大切な一歩となります。
検査費用
| 検査項目 | 費用(税込) |
|---|---|
| 子宮頸がん検診 | 0,000円 |
乳腺エコー
当院では週1回、乳腺外科の女医による乳腺エコー検査を行っています。
エコー検査は若い方や高濃度乳房の方にも適しており、被ばくがなく痛みの少ない安全な検査です。
女性医師がしこりや違和感を丁寧に確認しますので、初めての方、妊娠中・授乳中の方もお気軽にご相談ください。
検診の流れ
1受付・問診
現在の体調や月経状況、更年期症状の有無、既往歴などをお伺いします。気になる症状があれば、些細なことでもご相談ください。
2診察・内診
医師が子宮や卵巣の状態を確認します。内診に不安がある方は、事前にお声がけください。
3超音波検査・各種検査
超音波検査で子宮や卵巣を詳しく観察し、必要に応じて子宮がん検診や血液検査を行います。
4結果説明・今後のご提案
検査結果をもとに、現在の状態や必要な治療・経過観察について丁寧にご説明します。異常がない場合も、今後の検診頻度や生活上の注意点をご案内します。

